フレームレート なかなか聞きなれないワードですね。
映像作成をしていると必ずこのキーワードに行き着くので記事にしました。
こんにちは。45dreamです。
この記事ではフレームレート、特に可変フレームレートと固定フレームレートの違いについて紹介します。
動画には
・CFR (固定フレームレイト)
・VFR (可変フレームレイト)
この2種類があります。
フレームレート とは?
フレームレート の説明の前に動画はそもそも、「画像をパラパラ漫画のように動いているように見せかけている」だけですので、フレームレートとは1秒当たりのパラパラ漫画の枚数」のことを指しまして、単位はfpsで表します。
1秒当たりのパラパラ漫画の枚数(フレームレート)が多ければ動画が滑らかになります。
逆にパラパラ漫画の枚数(フレームレート)が少なければ動画がカクカクして滑らかさを失います。
一般的に、動画の大半は30fps(1秒あたり30フレーム)なので、YouTubeで動画をアップする分には30fpsで問題ないでしょう。
フレームレイト が一定な CFR
フレームレートが一定な動画のことをCFR(固定フレームレート)といいます。
つまり30fps動画(1秒当たり30枚)の場合、常に1秒当たり30枚のパラパラ漫画が一定間隔にあります。
フレームレート が一定ではない VFR
フレームレートが一定でない動画のことをVFR(可変フレームレート)といいます。
例えば
「ここの場面はむっちゃ動いているからフレーム増やしとこ」
「ここ、全然 動いてへんからフレーム少なくてもええやろ」
という感じで 動画の内容に合わせてフレームレートを適切に割り当てをするのです。
スマホやデジカメで撮影した動画は、ほとんどVFRです。
そうすることによって、ファイルサイズは小さくできて、メリットはあるのですが、動画編集ソフトにVFR(可変フレームレート)の素材を突っ込むと映像と音声が合わずに「音ズレ」が発生し、編集することは至難の技になります。
(というか無理)
図で表すと
こんな感じです。
同じfspでもVFRはランダムな間隔で描写するために開始時点は同じでも動画が進むにつれてCFRよりも大きなズレが生じます。
これは動画編集の際に発生する「音ズレ」の原因にもなります。
・ファイルサイズ
CFR 大きい VFR 小さい
・なめらかさ
CFR なめらか VFR カクカク
・動画編集に適しているか
CFR 扱いやすい VFR 音ズレ発生
以上のような違いがあります。
VFRを判別する方法
動画を見ただけでは判別するのは難しいです。
過去に編集依頼を頂いたクライアント様の動画で「mp4」形式で頂いたのですが、Premiereのシーケンスに突っ込んだら音ズレが発生していて(つまり可変フレームレート動画であった)慌てて固定フレームレートに変換した記憶があります。
動画がVFRかどうかを判別するには「MediaInfo」などのファイル解析ソフトを使用するのがおススメです。
VFR動画をCFR動画に変換する方法
動画を編集するにはVFR動画をCFR動画に変換しなければ、音ズレが発生し、とてもじゃないですが、編集作業が出来ません。
(厳密にいううと音声と映像を分けて、口の動きや動作と音声を合わせていくことは出来るが、かなりストレス)
手持ちのiPhoneなどで撮影したMOV形式のものなどをmp4に変換するなら
「Video Proc」は使いやすいです。
5分未満の動画ならば無料で使用できますが、ゆくゆくは有料にて使用することをおススメします。
mp4の可変フレームレートを固定フレームレートに変換するには「HandBrake」など
フリーソフトを使用すれば変換できます。
・フレームレート=「動画の滑らかさ」を示す値
・CFR = フレームレートが一定のこと
・VFR = フレームレートが可変すること
・動画編集をするにはCFRが適している
・VFRは音ズレ発生など、動画編集には適していない
それでは頑張って動画を作っていきましょう!
「45歳からのYouTuber」
” 45dream “ 大阪府出身
上場企業管理職➡43歳からYouTuber
PC / 撮影 スキル 知識ゼロから2年半で登録者数5,500名を超える。
会社員の経験をプラスし、現役YouTuberとして動く。- 動画編集
- SNSマーケ / Webマーケ
- BLOG・ECサイト・投資家と幅広く業務を展開。
某CS放送にてCM出演の経歴あり。
スポーツ紙にECサイトの広告掲載をするなど、 メディア活用に強み。
コメントを残す