シェルドン・ノイジー外野手 阪神タイガースと契約

シェルドン・ノイジー外野手 は阪神タイガースと12月16日契約を結びました。

推定年俸は130万＄で背番号は糸井嘉男選手がつけていた「７」です。

シェルドン・ノイジー外野手 経歴

シェルドン・ノイジー外野手はオクラホマ大学から2016年ドラフト2巡目でワシントン・ナショナルズから指名されプロ入りします。

入団二年目の2017年にはマイナーで117試合に出場し打率.321 本塁打16 打点79 出塁率.382 長打率.502 OPS.884と好成績を記録（三振112 四球40）

右投手から.316 左投手からも.336打っており　16本のホームランのうち7本が左投手から放ったものでした。

入団4年目の2019年にはトリプルAで126試合に出場し打率.317 本塁打27 打点102 出塁率.389 長打率.550 OPS.939とキャリアハイを記録（三振132 四球56）。

そして8月30日のNYヤンキース戦でメジャーデビューを果たします。

デビュー戦はDHとして3打数のノーヒットで終わりましたが、9月1日のヤンキース戦で2点タイムリー二塁打を放ち、初安打初打点を記録します。

メジャー昇格後は25試合で打率250 本塁打 0 打点7という成績でした。

2021年はドジャースにトレードになりましてMLBでの成績は25試合に出場し65打数で打率.182 本塁打3 打点4という内容で三振が20あり、特に左投手からは41打数の3安打で打率.073と全くと言っていいほど左投手を打てていませんでした。

2022年はアスレチックスに復帰して89試合に出場し打率.214 本塁打4 打点26 出塁率.273 長打率.288 OPS.561という

少し物足りない成績に終わっています。（三振80 四球20）

シェルドン・ノイジー外野手 特徴

①テイクバックはほとんどとらずにグリップ位置からスイング始動しますので緩い変化球には対応しやすいバッターです。

②左足のステップが凡打の時は少し遅いので、速球には差し込まれる傾向がありますのでノーステップにして、腰回転の始動にすれば率は残せるかと思います。

③守備はスローイングがいい選手ですので、内野のユーティリティとしても活躍が期待できるのですが、捕球は流動的にグラブを出す傾向があるので、そこはオプションとして、基本的には外野を守るほうがいいでしょう。

シェルドン・ノイジー外野手は阪神にマッチするか？

今まで、数々の外国人選手に泣かされ続けてきた阪神ファンは、新外国人選手を初めて見る時の目は大変厳しいものがあります。

ほんまに打つんかいな！？

シェルドン・ノイジー外野手が阪神というチームにマッチングする理由として

①1番を近本選手、2番を中野選手にするならば、3番バッターはどうしても右打者が必要になりますので、このノイジー選手がハマれば打線に流れが出来上がるという点。

②内外野どこでも守れますので、チーム事情により守備位置の変更や延長戦に入った時などは重宝されるという点。

③佐藤輝明選手と大山選手に繋ぐという役割においてはこのノイジー選手は一発屋ではありませんので、後ろに繋ぐイメージで言えば、阪神打線の中においてアクセントになる点。

以上のような点が挙げられます。

シェルドン・ノイジー外野手の弱点は高めのストレート

このノイジー選手はグリップ位置からスイングをし、ステップもないのですが、バットスイングが体を通過するときには手の位置がかなり下にあります。

ですので、低めの緩い変化球系の球は強いのですが、高めのストレートには

なかなかバットのヘッドを立てるのが難しいために、相当苦戦することが予想されます。

まとめ

第二次岡田阪神の新助っ人の本命として期待されているシェルドン・ノイジー選手ですが、特大のホームランを連発するというタイプではないです。

しかし日本野球への適応が見込める打者として阪神の主軸を任せたいと思う選手です。

近本選手、中野選手の左打者が１・2番を打つことが濃厚ですので、是非とも3番バッターは右打者が欲しいところです。

4番を大山選手、佐藤選手どちらが打つにしろ、助っ人はやはり「3番で右バッター」という所がカギになります。

2023年シーズンの阪神打線の命運を左右するポイントゲッターとなりそうですね！

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