鳥谷臨時コーチ が阪神春季Cに合流
鳥谷臨時コーチ がついにチームの課題である守備力向上へー
19年シーズン以来の4年ぶりの虎復帰。アップ前には「平田さんに負けないように声を出します。」と冗談を言う場面も。
「二遊間の守備を見て欲しい」という要望にこたえる形で午後の特守メニューでは木浪聖也・中野拓夢・小幡竜平と今季の虎の二遊間候補を中心に約1時間30分に渡り指導した。
【阪神】鳥谷敬臨時コーチ4年ぶり虎復帰に「懐かしかった」特守で木浪、中野、小幡を熱血指導
鳥谷臨時コーチ に期待する失策数の減少
鳥谷臨時コーチ に期待する部分は、何と言ってもチーム失策数の減少だろう。
2022年のセリーグチーム守備率は
2022年シーズンでセントラルリーグの中で1番守備率が良かったチームがDeNAベイスターズ 守備率.988 試合143 失策64 捕逸7
次いで中日ドラゴンズが守備率.988 試合143 失策66 捕逸5
阪神はワーストで守備率.984 試合143 失策86 捕逸3とパスボールの数はリーグでも一番少ないのだが、失策数は残念ながら改善されることはなかった。
チーム | 守備率 | 試合 | 守備機会 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 捕逸 |
DeNA | .988 | 143 | 5380 | 3822 | 1494 | 64 | 7 |
中日 | .988 | 143 | 5415 | 3816 | 1533 | 66 | 5 |
ヤクルト | .987 | 143 | 5501 | 3884 | 1548 | 69 | 5 |
広島 | .986 | 143 | 5293 | 3841 | 1379 | 73 | 8 |
巨人 | .985 | 143 | 5495 | 3822 | 1591 | 82 | 8 |
阪神 | .984 | 143 | 5505 | 3843 | 1576 | 86 | 3 |
2022年シーズンの阪神は単なるエラーではなく、決勝点に繋がるエラーや、延長戦に入ってからのエラーなど、勝敗に直結する失策が多かったのも特徴だ。
特に打線が全く打てずに得点力が極端に低かった2022年シーズンにおいて、投手陣は「1点もやれない」というプレッシャーの中で投げていた。
そういった緊張感の中で、さらに野手による失策で余計な走者を背負って投げなければいけなかったのだ。
2023年シーズンの失策数はせめて60台にまで、落としてほしいところだ。
正遊撃手は小幡竜平なのか
鳥谷臨時コーチによる指導により、チーム失策数を減らすことを課題にしている阪神タイガースだが、まだ2023年シーズンの正遊撃手が決定したわけではない。
現状、岡田監督の構想では小幡竜平選手が候補として挙がっているが、木浪聖也選手とて、現状、負けるわけにはいかない。
しかし、9日の宜野座のシート打撃で小幡がアピールした。
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木浪選手がショートのポジションを取り戻すには、守備もそうなのだが、まずは得意の打撃で小幡選手に差を付けなければならない。
入団一年目はいきなり紅白戦でライトへ一発を放つなど、近本選手と1番・2番を形成していたことを考えると、力強い打球を放てるように状態を持っていって欲しいところだ。
課題の木浪選手の守備だが、昨季までは打球に対しての体の入り方の角度があまり良くなかったように思える。
“正面のゴロ”に対して、身体の角度を付けられず、よく打球をはじいていた印象だ。
内野手にとって一番難しいのが、意外に思われるかもしれないが「正面のゴロ」。
左右の打球は体と打球に対して目でボールを捕らえる際に適度な”角度”がついているために、追いかけやすい。
しかし、本当に真正面に飛んできた打球と言うのは、打球に対して「距離感」がつかめないために、足の動きが止まってしまい、結果、打球に対して体が正対してしまい、よくエラーに繋がる。
内野手にとって一番いやな打球が「真正面のゴロ」なのだ。
それに加え、内野手にとって一番重要なのが「スローイング」。
小幡竜平選手が頭一つ抜けている点は、このスローイングが非常に安定しているのである。
プロの世界において、打ち取った内野ゴロを捌いて、一塁で「確実に」アウトにしなければならない。
スローイングミスなどをしている場合ではないため、送球ミスがあった場合、厳しい監督ならば懲罰交代もある。
セカンドの中野拓夢選手はおそらくスタメン確定だろうが、阪神のショート争いからは、まだしばらく目が離せそうにない。
まとめ
阪神の春季Cも第2クールを終えようとしている。もうじき紅白戦も予定されている。今回の虎のレジェンドの内野指導は、果たして効果が出るであろうか。
その結果が、これからの紅白戦、オープン戦で試される。
2023年シーズン、阪神守備に関する目標値は失策数で70未満、捕逸で5以下、特に失策の中でも送球ミスによる失策を極力減らすことが重要だ。
送球ミスでの失策という事は、塁上の走者や打者走者に余計な進塁を許すケースが多い。
2023シーズンの岡田阪神の戦いにおいて、そういった無駄なプレーを排除していけば、「アレ」にも近づいていくのではないだろうか。
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「45歳からのYouTuber」45dream Powered by kokeisansyo_tv
” がんちゃん “ 大阪府出身
上場企業管理職➡43歳からYouTuber
PC / 撮影 スキル 知識ゼロから3年半で登録者数 7,500名を達成!。
2022年に株式会社 虎渓三笑TVを設立。代表取締役兼CEO
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某CS放送にてCM出演の経歴あり。
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