阪神タイガース 開幕戦前哨戦は2-2引分け DeNAとの練習試合 注目のルーキー森下翔太が対外試合初安打！

阪神タイガース 春季キャンプ2023

阪神タイガース は18日、宜野座でDeNAと練習試合を行った。

開幕カードの前哨戦となる1戦は阪神が才木浩人の先発。

DeNAが上茶谷の先発で始った。

阪神・開幕カード前哨戦は引き分け　森下が対外試合初安打　才木、西純は３回無失点

才木浩人投手は3イニングを球数22 被安打2 奪三振1 無四球で無失点の好投。

仕上がりの早さを示している。

この後、阪神は浜地真澄・加治屋蓮・西純矢投手らがそれぞれ無失点のリレーを見せるのだが、最終回に岡留英貴投手がピンチを作り降板。その後リリースした岩田将貴投手がDeNA蛯名達夫選手に同点打を浴びて試合は2-2の引き分けに終わった。

誤算は５番手・岡留の乱調だった。２－０の九回に登板したが、一死も取れずに降板を命じられた。先頭の松尾に２ボール１ストライクから死球を与えると、続く代打・柴田の初球には投球が打者の後ろを通過する大暴投。安藤コーチや選手がマウンドに集まる事態となった。柴田に対してフルカウントまで追い込んだが、結局四球を与え、無死一、二塁となったところでわずか１０球で交代になった。代わった岩田は一、三塁までこぎ着けたが、蝦名に同点２点適時打を浴びた。

デイリー

阪神タイガース 森下翔太選手が対外試合初安打

阪神タイガース のドラフト1位ルーキー、森下翔太選手が対外試合で初安打を記録した。5回に先頭打者として打席に立ち、DeNA2番手の阪口から3球目のカーブをセンター前に弾き返した。

右足の肉離れで出遅れていた森下選手だったが、この時期に来て一軍へ合流し、結果を残している。

3回には四球を選び、小幡竜平選手の中前打で2塁から本塁へ生還している。

森下翔太選手が守備走塁でも魅せる

打撃にばかり注目が行くルーキーだが、外野守備と走塁でも魅せた。

2009年から2011年にかけて真弓監督の下で一軍野手チーフコーチも務めた岡義朗さんの評価も高い。

生で見たのは初めてで、この日のシートノックと練習試合しか見られていないが、外野守備ではゴロの捕球姿勢はシンプルで、チャージの仕方も打球の追い方も悪くない。送球は伸びてくるような勢いがあって、魅力を感じる肩の強さだった。

　走塁では三回無死一、二塁で小幡の中前打で二塁から一気に生還した。打球は投手が出したグラブの横を抜けるライナーで判断が難しい打球だったし、打者・小幡のタイプを考えれば相手の守備位置が前目になるだけに、森下の思い切りの良さは素晴らしかった。

　判断力は経験を重ねれば身につくが、思い切りの良さは生まれ持ったモノもある。森下の走る意欲が伝わる走塁だった。

デイリー

阪神タイガース ドラフト1位ルーキー森下翔太が18日 DeNA戦スタメン起用へ！

まとめ

開幕スタメンの期待が高まる森下翔太選手だが、確かに潜在能力は突出しているし、開幕ライトのスタメンを勝ち取る可能性も十分に高いと思われる。

しかし、まだ練習段階で、一軍へ昇格したばかりなので、もう少し打席数を増やしていき、実戦の中でどういった打撃をするのかが注目点だと思われる。

イニング、アウトカウント、得失点差、走者の有無、相手投手のウィニングショットなど様々な状況変化の中において、コンスタントに力を発揮しなければ意味をなさない。

“一部では打席内ではベースから遠く離れている””インコースを突かれると打てない”

そういった声が聞こえてくるのも事実だ。

しかし、森下選手ならば、どのように環境が変わろうとも、日々進化していってくれることを期待してる。

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