尾崎完太 投手は東京六大学でも屈指のサウスポーで、2023年ドラフト上位指名候補として注目されています。
今季の阪神は開幕早々左の先発ローテの伊藤将司投手が離脱し、ソフトバンクから移籍してきた大竹投手が穴を埋めているとはいえ、左腕不足の印象が否めませんでした。
2022年ドラフト2位指名の創価大学の鈴木勇斗投手が伸び悩んでいる中、大学生サウスポーの補強は必須課題です。
そこで今回は非常にスケール感のある左投手で法政大学の尾崎投手について注目してみました。
尾崎完太 投手 プロフィール
2001年4月20日生まれ22歳
175㎝ 73㌔ 左投左打
大阪府吹田市出身で高校時代から滋賀学園で活躍し、プロ注目のサウスポーです。
中学時代は豊中シニアでプレーし、滋賀学園では2年生の夏に背番号11で夏の大会デビューを果たします。
尾崎完太 投手 主な経歴
3年生になりました2019年春季滋賀県大会で主戦投手として決勝まで進み、この頃からプロのスカウトも視察に来るようになります。
2019年5月6日に皇子山球場(おうじやまきゅうじょう)で行われました近江高校との決勝で先発した尾崎投手は初回から近江打線に捕まってしまいます。
近江高校の打線はワンアウトからランナーを一人置いて、現在、中日ドラゴンズでプレーしています土田龍空選手が内野ゴロでランナーをセカンドへ進めると、4番の現在西濃運輸でプレーしております住谷湧也(すみたにゆうや)選手のレフトオーバーの二塁打で先制点をあげます。
さらに3回裏には土田龍空選手のタイムリー二塁打と、5番で現在、関西大学に所属します、こちらもドラフト候補の有馬諒捕手のスクイズでリードを広げられます。
近江高校の先発は楽天にドラフト6位指名されました林優樹投手で、連投の中のピッチングながらも無失点の好投で、近江高校が勝利し、尾崎投手は甲子園出場とはなりませんでした。
滋賀学園 000 000 000=0
近江 102 100 00X=4
法政大学へ進学した尾崎投手は3年生になりました2022年春のリーグ戦で先発2番手として安定した投球を見せ、8試合で1勝0敗 防御率1.93という成績を残しました。
2022年秋のリーグ戦では8試合で1勝5敗 防御率5.45と失点する場面も増えましたが2023年の2月25日に行われた薩摩おいどんカップでは中央大学相手に4回無失点の好投を見せています。
投手としての主な特徴
①最速150キロのストレートにスライダー・落差の大きいカーブ・カット・フォークを投げ分けます。
②二段モーションのようなフォームから右足を高く引き上げてゆったりとリリースポイントへ持っていく感じなのですが、フォロースルーは大きくとってダイナミックな投球スタイルが魅力です。
③ややインステップ気味ですが、強靭な下半身で、しっかりと力強いボールを投げ込む印象です。
広島カープのスカウト部長も唸る
2022年秋のリーグ戦では、8試合に登板し、1勝5敗。
防御率5.45と打ち込まれていました。
それが2023年春、4月16日時点で3試合で17回と1/3を投げ、未だ無失点。
尾崎の登板を2戦続けてバックネット裏から視察した広島・苑田聡彦スカウト統括部長も「抜けるボールがなくなってフォームが安定してきた。一冬越えてかなり成長しましたね」と驚きを隠せない。
2023年4月8日の慶応大学戦では7回3安打無失点の好投を見せて、自己最速を
1キロ上回る150㌔を計測しました。
9月17日に行われました立教大学との試合では4回から登板し、3イニングを被安打1で無失点の好投で秋のリーグ戦開幕前の不調を払拭しています。
「調整の時間をもらいフォームのことばかり考え過ぎていたのも見直せた」と尾崎。オープン戦から調子が上がらず、今も本来の投球ではない。それでも、「もう1週間調整して(23日からの)慶応戦で最高のパフォーマンスを見せたい」という意気込みを口にした。
東京中日スポーツ
法大のドラフト候補左腕、尾崎完太が復調アピール「慶応戦で最高のパフォーマンスを」【東京六大学野球】
常廣羽也斗 投手 12球団注目の選手権大会優勝投手 高校時代は無名も大学で飛躍的に成長した本格派右腕
まとめ
しっかりと下半身を強化して制球力に磨きをかけて、球にもスピンがかかり、球速以上に球に力が伝わっている印象です。
①最速150キロのストレートにスライダー・落差の大きいカーブ・カット・フォークを投げ分けます。
②二段モーションのようなフォームから右足を高く引き上げてゆったりとリリースポイントへ持っていく感じなのですが、フォロースルーは大きくとってダイナミックな投球スタイルが魅力です。
③ややインステップ気味ですが、強靭な下半身で、しっかりと力強いボールを投げこむ印象です。
また時折カーブが抜けることもありますが、基本的にストレートが物凄く強いピッチャーです。
高めにホップするような真っすぐは、右バッターからも左バッターからも空振りを奪えます。
長いイニングを任せられるかは未知数ですが、先発ローテのQSは充分に期待できます。
各球団大学生サウスポーを狙いに行くならば東洋大の細野投手を指名する可能性が高い中、この法政大学の尾崎投手も視野に入れ、重複指名を回避することもできると思います。
ドラフトイヤーのリーグ戦の開幕で快投を披露した尾崎投手。
今後の活躍が非常に楽しみです。
「45歳からのYouTuber」45dream Powered by kokeisansyo_tv
” がんちゃん “ 大阪府出身
上場企業管理職➡43歳からYouTuber
PC / 撮影 スキル 知識ゼロから3年半で登録者数 7,700名を達成!。
2022年に株式会社 虎渓三笑TVを設立。代表取締役兼CEO
サラリーマン+現役YouTuber+経営者の三足の草鞋を履く
- 動画編集
- SNSマーケ / Webマーケ
- BLOG・ECサイトと幅広く業務を展開。
某CS放送にてCM出演の経歴あり。
スポーツ紙にECサイトの広告掲載をするなど、 メディア活用に強み。