阪神タイガースvs楽天戦で加速したライトのポジション争い
阪神タイガース が春季キャンプで好調を維持している。投手陣の仕上がりの早さと、この時期において野手陣もかなり早い仕上がり具合を見せている。原口文仁選手や大山悠輔選手ら中堅選手も仕上がりの早さを見せているが、15日に行われた楽天との練習試合でライトのポジション争いが更に白熱さを増した。
復活を期する髙山俊が7番レフトでスタメン出場し、3回にライトフェンス直撃の二塁打を放ち、7回にはセンター前ヒット。4打数2安打と結果を残した。
「自分のポイントで積極的に打っていくことができた」。キャンプでは不調が続き、岡田監督から直接指導も受けた。「アドバイスをいただいて結構いい感覚になっているので結果につながって良かった」と安堵(あんど)。指揮官も「昨日の特打よかったやん。練習でもええ感じで打っているのがゲームで結果が出たら、だいぶ気持ちも違うと思う」とほほを緩めた。
デイリー
それに対して板山祐太郎選手も負けてはいない。3番ライトでスタメン出場すると、初回無死1.2塁からセンターへ適時二塁打。直後の守備では無死1塁で小深田の右中間へのライナーを好捕している。
「感覚的にはいいものがずっとある」。シート打撃、紅白戦から絶好調ぶりを見せつけ、指揮官に「いやもう、ええんやもんな。使わなしょうがないよな」とまで言わしめた。白熱する右翼争いから目が離せない。
デイリー
阪神タイガース ライトは誰が守るのか?
阪神タイガース の2023年シーズン最大の注目点は「ライト」だ。
センターを近本光司選手、レフトに新加入のノイジー選手が守るとするならば、ライトのポジションだけ、争いが激戦区になっている。
まずは復活を期する髙山俊選手だ。
明治大学では4年生時に東京六大学の秋季リーグ戦で、大学の先輩である高田繁さんが1967年に樹立した通算最多安打のリーグ記録(127本)を上回り、在学中に102試合 404打数131安打 打率.324 本塁打8 打点45 盗塁18という成績を残し、ベストナインにも6度選ばれている。
ドラフト1位で阪神タイガースに入団した2016年シーズンは134試合に出場し、打率.275 本塁打8 打点65をマークし、136安打を記録。新人王にも輝いたが翌年より成績が降下。
2021年シーズンは1軍での出場は1試合もなく、低迷しているシーズンを送っている。
しかし、岡田監督に代わった今季は髙山選手の復活をかえるシーズンで、背水で挑んだ春季キャンプ。
第二クールまでは練習段階でも打球の質が良くなかったが、ここにきて、徐々にかつての輝きを取り戻そうとしている。
もっとも、髙山俊選手は明治大学時代、スタンスからして、オープンスタンスで鳥谷敬選手の打撃フォームに近かった。
それが、ウエートトレーニングをして、上半身のパワーアップに成功はしたものの、腰の回転のキレが悪くなり、かえってスイングスピードが落ちてしまい打球が飛ばなくなるという負のスパイラルに陥った。
基本的に打撃フォームはここ近年と変化は見られないが、タイミングの取り方と、トップの位置を修正することで、打つことはできる。
もともと、難しい球を打つのが上手い器用な選手なだけに打棒さえ復活すれば、髙山選手以上に打てる外野手はいないだろう。
髙山選手に対し闘志を燃やす選手がいる。
板山祐太郎選手だ。
右翼の定位置を狙う阪神8年目の板山祐太郎外野手(28)が、3打点の猛アピールで岡田監督をうならせた。楽天戦に「3番右翼」で出場。初回無死一、二塁で右腕の高田孝をとらえ、左中間を割る2点二塁打で新生岡田阪神に初得点をもたらせた。「感覚的にはいいものがずっとある。試合は相手がいる中での対応。自分の中で確実にしていければ」と充実の表情だ。
3回には押し出し四球もゲット。紅白戦も含めた実戦は10打数3安打3打点だ。指揮官も「使わなしょうがないよな。練習でもいい感じで打ってるし、試合でも結果もいい形で出るしな。それはもうしょうがないやん、ずっと出さんと」と開幕1軍は当確の勢いだ。
日刊スポーツ
【阪神】板山祐太郎、連日の猛アピール紅白戦から全試合安打「使わなしょうがないよな」岡田監督
板山選手は小中学校時代は内野手としてプレーしてのだが、亜細亜大学へ進学後、外野手へ転向。4年生になると東都リーグ春季リーグ戦で打率.364を記録するなど、外野手として頭角を現し2015年ドラフト6位で阪神から指名されている。
入団1年目こそ40試合で打率.236 本塁打0 打点5 という成績を残したが、髙山選手と同様に2年目以降は成績が降下。2019年は1軍出場無しで、ここ近年も打率1割台と低迷している。
しかし、もともとスイングスピードの速さには定評があった板山選手が、この春季キャンプでもうアピールに成功している。
明らかに打球スピードが昨年までと違う。
そして、他の選手よりも強い打球を放てている印象だ。
新加入のミエセス選手もライトのポジションに就いた場面もキャンプではあったが、やはり広い甲子園で戦う阪神においては外野手の守備能力はかなり重要だ。
もともと二塁手や三塁手を守っていた板山選手だが、阪神の分厚い外野手争いに名乗りを上げて、いまや外野手開幕一軍は確定ランプを灯したといってもいいだろう。
あとは、開幕スタメンライトの椅子を手にするか?今後の板山選手の動向に要注目だ。
まとめ
阪神タイガースのライトのポジション争いが白熱している。髙山俊選手に板山祐太郎選手、そしてルーキーの森下翔太選手が虎視眈々とポジションを狙っているが、新外国人のミエセス選手も黙ってはいない。
さらには出遅れているが前川右京選手もいる。
各選手が持ち味を発揮している中で、板山祐太郎選手の急成長が大きい。ポジション争いを激しくしている。
チーム内競争が激化しているが、これは上位を狙うには必要なことだ。今年はいい意味で選手たちに緊張感が張り詰めている。
少しでも気を抜いたら、二軍に行かされる、またはポジションを奪われるという危機感がグラウンドを覆う。
岡田監督の鋭い眼光が、開幕スタメン候補を見定めている。
今年の虎は一味違うはずだ。
阪神タイガース 楽天との練習試合で猛打爆発!今季は覚醒するか!?井上広大が左翼後方へ特大の一発!
「45歳からのYouTuber」45dream Powered by kokeisansyo_tv
” がんちゃん “ 大阪府出身
上場企業管理職➡43歳からYouTuber
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2022年に株式会社 虎渓三笑TVを設立。代表取締役兼CEO
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