阪神タイガース 低迷した前半戦
阪神タイガース 前半戦 なかなか調子に乗れない。さらに不名誉な記録がチームにのしかかる。
4月27日の中日5回戦(甲子園)では4回裏の阪神の攻撃でトリプルプレーが成立してしまう。
ノーアウト走者1塁2塁の場面で髙山選手が放った一塁へのライナーで飛び出していた
一塁走者・山本泰寛選手、二塁走者・糸井嘉男選手が戻れずに三重殺を記録。
阪神球団としては1999年5月27日の中日10回戦(富山)の1回に記録して以来23年ぶりのプレーとなった。
そして5月6日の中日6回戦(バンテリンD)で相手投手の大野雄大投手に延長10回2死まで29人の打者がパーフェクトに抑えられるという事態が発生。
阪神は青柳投手が無失点で投げ合うも試合は敗戦。1人の投手に29人連続で抑えられたのはNPB史上初の出来事だった。
阪神タイガース 交流からの反撃
しかし阪神も交流戦に入ってからは、ようやく本来の調子を取り戻してきた。
元阪神の新庄剛志監督率いる6月3日の北海道日本ハムファイターズ1回戦(甲子園)
日本ハム先発の上沢投手から大山悠輔選手が2回と4回に、そして8回には堀瑞輝投手から本塁打を放ち1試合3本塁打を記録。
1試合3本塁打は球団では佐藤輝明選手が2021年5月28日 埼玉西武ライオンズ1回戦(メットライフ)で記録して以来、球団史上22度目のことだった。
遠のく首位ヤクルトの背中
交流戦をキッカケに反撃態勢を見せた阪神タイガース。
さあ、これから首位ヤクルトを追撃しようと思った7月9日の神宮でのヤクルト戦で今度は相手チームのヤクルトの選手がコロナ陽性者続出という事で、試合をできるメンバーが組めないために試合が中止となった。
その後、阪神も8月に主力選手が次々とコロナ感染になるのだが、その時の阪神は試合中止にならずに残っているメンバーで試合続行。
チームの主軸を失ったチームは大型連敗を喫することになるのだが、いささか不公平感は拭えなかった。
それでも7月22日のDeNA14回戦(甲子園)で阪神は勝利し球団通算 5,500勝 をマーク。
しかし、先に述べた8月上旬に大山悠輔選手、北條史也選手が、8月10日にベテラン糸井嘉男選手が、そして8月11日には近本光司選手、小幡竜平選手らがコロナ感染。
もう、阪神にスタメンメンバーを組める戦力はなく、8月14日には京セラドームで中日に3連敗。
阪神主催の中日3連戦3連敗は2003年8月19日-21日にかけての中日22-24回戦(大阪ドーム)以来19年ぶりのことだった。
コロナでの主力離脱があったとはいえ、ヤクルトとの戦力差は明らかであった。
【チーム防御率】
阪神 / 2.67 ヤクルト / 3.52
【チーム打率】
阪神 / .243 ヤクルト / .250
【チーム本塁打数】
阪神 / 84本 ヤクルト / 174本
【得点数】
阪神 / 489 ヤクルト / 619
【チーム長打率】
阪神 / .337 ヤクルト / .410
確かに村上宗隆が史上最年少で三冠王を取ったとはいえ、阪神打線の得点力不足、長打不足は2022年シーズンも解消されることはなかった。
岡田新監督が就任
2005年に阪神をリーグ優勝へ導いた阪神OBの岡田彰布監督
岡田監督は堅実さを重視するスタンスで二遊間を中心とするセンターラインの強化を明言している。
矢野前監督の時に重宝されていた糸原健斗内野手はシュアな打撃が売りだが守備範囲が狭いために、2023年シーズンからは控えに回る可能性も高い。
ショートを守っていた中野拓夢選手をセカンドへコンバートして、ショートには小幡竜平選手や木浪聖也選手らに期待を寄せている。
また、捕手も梅野隆太郎選手を正捕手に添えることを明言しており、梅野選手のチームをまとめるリーダーシップ性に期待したいところだ。
2023シーズンは青柳投手を中心に投手陣はある程度計算できるものの、やはり課題は打撃陣だろう。
3年目を迎える佐藤輝明選手のさらなる飛躍に、大山悠輔選手の好調がカギを握るか。
今から「アレ」に向けて邁進する阪神タイガースが非常に楽しみです。
阪神タイガース 2022年を振り返る 開幕9連敗からCS下剋上 コロナ感染に泣かされた一年、矢野監督退任の激動シーズン①
「45歳からのYouTuber」45dream Powered by kokeisansyo_tv
” がんちゃん “ 大阪府出身
上場企業管理職➡43歳からYouTuber
PC / 撮影 スキル 知識ゼロから3年半で登録者数 7,500名を達成!。
2022年に株式会社 虎渓三笑TVを設立。代表取締役兼CEO
サラリーマン+現役YouTuber+経営者の三足の草鞋を履く
- 動画編集
- SNSマーケ / Webマーケ
- BLOG・ECサイトと幅広く業務を展開。
某CS放送にてCM出演の経歴あり。
スポーツ紙にECサイトの広告掲載をするなど、 メディア活用に強み。